本日のマーケット (4/18) 金融株上昇

米国株式が高く引けたとこによりリスクオフムードが後退、また米財務長官ムニューチン氏が「ドル高は長期的な観点からすればよい」と発言したことにより円安進行 。

主にこれら2つの要因によって日本株は上昇し、TOPIXは+0.4%で引けました。

 

米国債券利回りが上昇したこと(債券価格は下落)によってグローバルで金融株に買いが広がりました。国内の金融株もその流れに乗り0.8%上昇しています。 

また、引き続き小型株に買いが広がっており大型株よりも好調に推移。為替やリスクに敏感な大型株よりも、それらの影響を受けにくく割安感がある小型株に投資妙味があると市場が考えているのでしょう。 

裏返せば、この2日間日本株式は上昇しているものの、実のところ投資家は依然として為替•地政学リスクを警戒していることが分かると思います。 

 

18日23時現在、米国株式は安く推移しております。またシカゴ日経平均先物大証引け値よりも小安く推移。さらには円高も進行中です(ドル円は109円を割り込み、108.70あたりを推移)。

英国メイ首相が英国総選挙の時期を早め6月8日に実施するというサプライズNEWSは今のところ市場ではネガティブに捉えられています。

このまま米国市場が下落し続ければ、明日の日本市場もおそらく年初来最安値あたりまで再び押し下げられるのではないでしょうか。

 

Best, 

おりばー

本日のマーケット (4/17) Jリートに買い

  

本日の日本株式は小高く引けております(TOPIX +0.45%)。

先週2%以上下落したことにより、さらに日本株に割安感がでていることから押し目買いがあったのでしょう。また円高進行が1ドル108円30銭あたりで止まったことも投資家に安心感を与えたのかもしれません。 

 

日本株式の割安感については前回の記事↓

oliver20170409.hatenablog.com

 

ただし、セクター別にパフォーマンスを見てみると、引き続きリスクオフ相場であることが伺えます。

典型的なディフェンシブ株である公共事業セクターを中心に医薬品と為替に影響されにくい内需株に買いが集まっています(公共事業 +2.2%, ヘルスケア +1.2% )。 

対して、景気敏感株の筆頭である素材株は売られました(素材 -0.27%)。金利敏感株である金融株もじり安(金融 -0.1%)。

今週は引き続き、地政学リスクや為替に敏感になりつつ、割安株や内需株が相場を下支えするのではと考えています。

 

勢いのない本日のリスクオフ相場において、一段と目立ったパフォーマンスを上げた選手がいます。

それは、Jリート指数です(正式には東証REIT指数)。

このJリートですが本日なんと2%以上も上昇。先週末に1,726で引けている同指数ですが、昨年11月にトランプ氏が勝利して以来の最安値に接近したことにより買いが入っています。

また、米国債券利回りの低下や、日本国債利回りの低下(ごくわずかだが)もこのリート指数を後押しするのではないでしょうか。(金利が下がりお金が借り易くなると不動産投資も活況になるというロジック) 

当面のJリートのサポートラインは先週引け値の1,726あたりだとオリバーは考えます

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Source: Bloomberg 

 

Best,

オリバー

 

 

 

 

 

 

今週のマーケットイベント(4/16)

今週のマーケットイベントのまとめ、そして今週の日本株式はどこへ向かうのでしょうか?

 

先週の相場

先週は、米国によるシリアの攻撃から端を発した地政学リスクの高まりから、典型的なリスクオフ相場となりました。

 

まずは為替。「有事の円」という言葉があるくらい、円は戦争やら政治不安やらでやたら買われる通貨となっております。その円が先週1週間の上昇率で1位。そして円と反対に位置づけされているリスクオフ通貨の韓国ウォンや豪州ドルが下げています。(日本円 +1.47%, 豪ドル -1%, 韓国ウォン -0.05%)。

通貨の変動率を見るだけ相場の強弱が分かると思います。

 

次に株式。

世界的に株安となった1週間でした。株は地政学リスクの高まりを嫌気して世界中で売られました(反対に債券は買われる)。日本株式を代表するインデックスであるTOPIXは2%下落。ドル円が2.1%下落したので、ほぼ同程度の下げとなっています。

*日本で一番有名な日本株式のインデックスはおそらく日経平均株価だと思いますが、機関投資家また外国人投資家は日経平均株価よりもTOPIXを重視する傾向にあります。この理由ついてはまた別の記事に書きたいと思います。

セクター別でみると、円高によって業績の悪化が懸念される輸出関連企業が広く売られました。また米国債利回りの下落より、金融株も下げ幅を拡大。対して、比較的リスクが低いとされる(安全とされる)内需株は堅調。公共事業株を中心に持ちこたえました。

東証一部の売買代金は5日連続で節目の2兆円に届かず、低調な商いとなりました。海外勢がイースター休暇をとっているため商いが減っている状況となっています。このような長期休暇前には株式は売られやすいという特性があります。休みを取る前にポジションを解消しておきたい、利益確定しておきたいという思惑があるからです。

 

最後に経済指標。

4月10日に当ブログでも書いていましたが、3月米国CPIと米小売売上高が14日金曜日に発表されています。

 

oliver20170409.hatenablog.com

 

労働省が14日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は2016年2月以降で初めて前月比で低下するという結果になりました。CPIは前月比0.3%低下し、食品とエネルギーを除くコアCPIは前月比0.1%低下と、2010年1月以降で初めてのマイナスとなっています。

米3月小売売上高も、2ヶ月連続で減少と芳しくありません。

加えて、米大統領であるトランプ氏がWSJ(ウォールストリートジャーナル: 日本でいう日経新聞)でのインタビューでドルが強過ぎる、そして低金利政策が好きだと明言しています。

 

これらは今まで多くのマーケット参加者が予測していた状況(金利上昇•インフレ加速)とは異なる統計そして発言となっております。

あくまで、個人的な見解ですがトランプ氏が大統領選で勝利してきてから続いてきたリフレトレード(株高•ドル高•金利上昇)は本格的に終焉に向かうのではと考えます。

 

今週の日本株式展望

先週、日本株式は散々売られましたが、今週はじり高になるのではと考えています。

理由としては、先週の下落によりTOPIXインデックスのP/E(株価収益率:株価 ÷ 一株当たり当期純利益)は低下し、去年10月末と同水準まで低下しています。(TOPIX:17.78 *4月15日時点)

加えて、先進国株式と比較しても割安となっており、MSCI Word indexと比較してもP/Eは低くなっています(S&P500: 21.4, MSCI world: 21.76)

※このP/Eが低いほど割安。すなわちお買い得ということ

MSCI World とは世界中の株式市場に連動したインデックス。早い話、株式市場の世界平均みたいなもの

※データは4月15日時点

 

日本株式に投資する機会を計っている投資家にとっては買いor買い戻しのタイミングになるかも...

朝鮮半島で高まる地政学リスクが足かせとなっていますが、特段の有事がおこらない限り日本株式に上昇余地があると考えています。

 

今週のイベント

【国内】

17日 黒田総裁あいさつ

 

【海外】

17日 1-3月期中国GDO (予想:  前年比+6.8%)

18日 3月米住宅着工件数 (予想 125.3万戸)

              Goldman, BAML 第1四半期決算

21日 3月米中古住宅販売件数 (予想: 560万戸)

23日   フランス大統領選(第1回)

※内容については正確性の確保に努めてますが、保証するものではありません

 

 

Best, 

おりばー

ポテチショック ??? (続続) 

今週の月曜日から始まったポテチショックですが、当ブログの「ポテチショック??」でも紹介したピザポテトを某コンビニエンスストア(ミニストップ)で発見しました!

 

先日オークションサイトで2つセットで99億円というふざけた価格で売り出されている代物ですが、なんと2つも在庫がございました...

もちろん購入し、写真をパチり笑

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もし99億円がフェアバリュー(適正価格)ならば、私は総資産100億円に迫る大富豪...

早期退職しようかな()

 

Best,

おりばー 

ポテチショック ??? (続)

ポテトショックの真意を確かめようと街を繰り出したが、ここで分かったことは2つ...

 

1つは、結構普通にポテトチップスが売られていることだ。

小生は昼休みに会社を抜け出し、近くにあるコンビニというコンビニを回ったがすべての店舗でポテトチップスの安否を確認できた。

カラムーチョをはじめ、じゃがりこじゃがビーのようなミレニアム世代(2000年初等に誕生した...確かじゃないが)まで何事もなかったかのように涼しい顔で陳列していた。

 

だが、2つ目としてはピザポテトに限ってはすべての店舗で売り切れとなっていた。それも日本屈指のビジネス街にも関わらずだ。

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ピザポテトは意識が低い食べ物だと言わんばかりのビジネスマンで溢れるこの街にもポテトショックの波は押し寄せていたのだった。

 

Best,

おりばー

 

P.S. 金融にも次回からは触れます...(メイビー)

 

 

ポテチショック??

ポテチショック??

ポテチショックとは?

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4月10日、スナック菓子大手メーカーであるカルビー湖池屋が北海道産のジャガイモを原料とした一部の商品の販売を休止することを明らかにしたことから引き起こされた混乱、混沌、カオス。

 

昨夏の台風の被害を受けて北海道産ジャガイモの収穫量が減少したことによって原料調達が困難になったことに起因する。

 

なんせ原料に使うジャガイモの約8割を北海道産に頼っているため、スナック菓子が主軸を勤めている両社の売上に大打撃となること必須だ。

暴騰!ピザポテトが舞う 

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なんと普段120円程度で販売されているピザポテトが、販売休止を受けて巷で暴騰している。

 

フリマアプリのメルカリではピザポテトの出品が多数。中には1万円を超える強気なプライスを出している猛者もいるという...これぞ世紀末。

 

ここ数日地政学リスクの高まりから起きている数%程度の原油高•円高などカワイイものであり、普段は汚い業界と揶揄される金融業界が公平かつクリーンに見えるほどだ。

 

インターネット通販サイトのAmazonにおいても、ピザポテトを筆頭にポテトチップスの品切れ状態が続いている。発行市場(カルビーコイケヤといった製造元)だけではなく流通市場(販売元)も完全にストップしてしまっているのだ。(無理に金融っぽくしてごめんなさい...)

株式市場への影響は?

やはり(当たり前だが)カルビー<2229>と湖池屋<2226>は11日の東京市場で1%以上の下落となっている。

上記の非常事態宣言がなされたのが、10日東京市場の場中とあって、10日カルビーは2%超の下落となっている。湖池屋にいたっては11日の前場に6%超売り込まれる場面があった。

当然のことだが、日本株式市場全体のモーメンタムを変えるほどの事態ではなく、海外の投資家の耳にも届いていない事だろう。

 

だが、一部のポテチ崇拝者にとてはリーマンショック級の出来事であり、またこの世の終わりに等しいかもしれない。 

 

最後に一言

じゃがりこは無事であってほしい...切実に...  

 

Best,

おりばー 

リスク選好は堅調か (4/10)

 

先週、年度始まり特有の機関投資家の売りなどでリスク選好が軟調でしたが、今週に入り日本株式市場はモメンタムを得ている模様。

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まず、ドライバーとなっているのが円安。

ドル円が5日線(110.80)を回復して以来、米金利の上昇を背景に円安傾向が続いています。その上に控える21日線(111.8)を超えるかどうかが今後の円安傾向継続への鍵でしょうか?

もしFOMCのメンバーから利上げ加速の観測があれば、なんなく超えてしまう水準まで円安は進行するでしょう。

しかしながら、地政学リスクが世界中にくすぶっていることを考慮すれば、再び110円のサポートラインに接近することも十二分に考えられます。

またロイター通信によると米空母艦が朝鮮半島に向かっているというおっかないニュースまでも飛び出しています。

引き続き為替には注目したいところです。

 

次に、原油高がリスク選好を高めています。地政学リスクと相関関係にある原油価格が米国のシリアへの攻撃を受けて上昇中。safe-haven currencyである円も同じく上昇したが 、投機的なトレードが主なドライバーだったため投機同士打ち消し合い、値がすぐに戻した形となりました。

一方で実需が多い原油市場では、価格が戻ってくる気配は今のところありません。

 

あくまで米国市場の動きが最も肝になると思いますが、日経平均が19,000円台を難なく超えてもおかしくない状況ではと考えます。

 

Best, 

おりばー